「脱毛サロン」選びの大切なポイントを認定脱毛士が解説！

脱毛方法について◎脱毛はどうすればできるのか？

脱毛方法は「医療脱毛」と「美容脱毛」の2種類があります。

【医療脱毛】
医療脱毛機は「レーザー」を使用して脱毛し、毛を生やす工場である毛乳頭を破壊する。

【美容脱毛】
美容光脱毛機は「光」を使用して脱毛し、毛乳頭の中の毛母細胞を減らしていく。
→毛乳頭破壊というワードは美容ではNGです。

▶ポイント
レーザー（レーザーも光の一つです）も光も熱エネルギーで、タンパク質は60℃以上の熱を加えると機能低下します。
毛乳頭はタンパク質でできているため、60℃以上の熱を加えると脱毛ができます。

レーザー脱毛と光脱毛は何が違うの？

【レーザー脱毛】
レーザー脱毛は人工的に作られた強い光の医療機器で脱毛を行い、6~10回で脱毛が完了することが多い。

【光脱毛】
光脱毛はレーザー脱毛に比べて弱い光の美容機器で脱毛を行い、12~20回で脱毛が完了することが多い。

医療脱毛は永久脱毛※が可能？

医療脱毛をしても１本残らず毛がなくなることはありません。
※永久脱毛の定義は、FDA（アメリカ食品医薬品局） によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。また、AEA（米国電気脱毛協会）によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20％以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。

※FDA：米国の政府機関で｢保健・福祉省｣に属します。
※AEA：1958年設立のアメリカ最大の電気脱毛士団体

脱毛方式について

【IPL方式】
古いタイプの方式。レーザー又は光をメラニン色素に反応させ熱を毛乳頭まで伝える方法で、1秒間に1ショットで60~80℃の熱を毛乳頭に与えます。

【SHR方式】
新しいタイプの方式。レーザー又は光を毛包内に蓄熱していき毛乳頭をに伝える方法で、1秒間に5~10ショットで重ね打ちをし、数回に分けて60~80℃の熱を毛包内にためていきます。

光脱毛機だけなぜ色々な方式があるの？

光脱毛機で最近よく聞く方式 には「THR方式」「NPL方式」「SPL方式」「FHR方式」「OPT方式」「S-IPL方式」など、さまざまな脱毛方式があります。

これらの脱毛方式を搭載した脱毛機は、全て重ね打ちをしない連射の脱毛機で、脱毛機メーカーさんが独自で作っている理論のため、医療用脱毛機ではこのような方式は存在せずエステ業界だけで存在しています。

医療用脱毛機でこのような様々な脱毛方式がない理由は「効果が証明されていないから使えない」ということ。そのため、医療用脱毛機ではなく光脱毛機を使って脱毛効果を出すには、効果が証明されている脱毛方式の脱毛機を選びましょう。

医療用脱毛機で重ね打ちや連射方式がない理由

医療用脱毛機で重ね打ちや連射方式がないのは「危険だから」もしくは「効果が出ないから」というのが大きな理由となります。
脱毛するために毛乳頭に伝える温度は60℃のため、1ショット60℃の温度で連射にすると火傷を起こす危険を伴うため、医療用脱毛機での重ね内や連射方式は不可とされています。連射する場合は1ショットの温度を40℃くらいまで下げる必要がありますが、逆に40℃まで下げる場合は重ね打ちをする必要があります。つまり、連射の場合1ショット40℃、重ね打ちしないと効果が出せないということになります。

脱毛効果が証明されている脱毛方式

IPL方式とSHR方式の2種類の脱毛方式は、医療用脱毛機としてクリニックで使用されています。
医療用脱毛機はアメリカのFDAで認可され、日本の厚生労働省でも認可を受けないと病院では使用できません。
何度も精密な臨床試験が行われ効果と安全性が証明されています。